私は大人になってからも、思春期の頃のように大きな悩みを度々抱えて辛い日々を送ることがある。
そんな時にいつも思うことがある。
それは「人間、悩み事を複数抱えることができない」ということ。
これは経験則であって、他の人もそうであるとか、学会でそういうデータが出ているとかそういうものではないけれど、少なくとも私はそう思っている。
単に私のキャパが少なすぎるのかもしれないけれど。
仕事や恋愛、家族の事、友達の事、子供のころから好きだったバンドの解散…
その時々で一番つらい悩み事があって、それがとてつもなく大きくて抱えきれないとき、あえて私は二番目に大きな悩み事について悩むことにしている。
そうしている間、一番つらいことについては忘れられるし、そのほうが気持ちが楽。
それでも本当に辛い時は、信頼できる友達に全部話してしまうほうがいい。
私は友達が多いほうではないけれど、信頼できる友達がいる。
その人に話すととても気持ちが楽になる。
そうすると一番つらい悩み事は一番でなくなり、悩みの総量が減ってなんとかまたやっていけるようになる。
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