初恋っていう輝かしい戯言
Aqua Timez「シンガロング」(作詞:太志)

Aqua Timezのシンガロングという曲の歌詞のワンフレーズから借用。
Aqua Timezの曲で好きな曲は沢山あって、「この曲が一番好き!」ってわけではないけれど、一番好きなAqua Timezの歌詞のフレーズはこれです。
間違いありません。

初恋って大抵実らない。
なにしろ子供で恋愛の「いろは」なんてわからないし、ただただ好きな気持ちが募っていく。
そして、大抵が美化しまくった妄想の中の相手を愛しているから、相手のこと自体をちゃんと好きだってことはあんまりないんだと思う。
だから美しくて切ない、甘酸っぱい思い出として大人になっても忘れない。
それがきっと「初恋っていう輝かしい戯言」なんだろうって思います。

そんな初恋みたいな恋って、大人になってもできるんだろうなっていうのが、最近よく思うこと。
厳密には初恋とは全然違う。
昔と違って恋愛の「いろは」は一通りわかっているし(実践できいなくても)、そもそも「初」恋ではないけれど。
だけど届かない想いの中、相手を美化しまくり、楽しい思い出だけでできた相手を愛し続ける一方通行の気持ちはもはや初恋と同じ。
これもきっと美しい思い出のまま、死ぬまで胸の中で星みたいに光っているんだと思う。

輝かしい戯言、戯言かもしれないけれど綺麗で美しくて、ずっと宝物みたいに大事にしていくんだろうな。
想い出というものはみんなそんなもの。